2026-2027年度クラブ運営方針

「一緒に実現しよう、変化こそがそれを成し遂げる!」

会長 小西 研一

 これは1984年にリリースされた「We are the world」で、シンディローパーが歌った一節です。当時、社会問題となっていたアフリカの飢餓と貧困を解決すべく、チャリティソングとして作られたのがこの曲であり、大きなインパクトをもたらしました。

私達、佐世保北ロータリークラブは1984年に創立し、今期、43年目を迎えます。

わがクラブはチャーターメンバーである村上寅雄会員の「一に親睦、二に親睦、三四がなくて、五に親睦」をモットーに親睦を中心に信頼を深め、それを礎に国内外で奉仕活動を展開してまいりました。

 国内では水泳記録会や児童福祉施設における子供たちとの触れ合い活動、ウォーク&ゲーム大会、元オリンピック選手によるソフトボール教室等、数々の事業を行い、佐世保市の福祉の向上、子供たちの教育に寄与してきました。また、海外との関係においては、サンディエゴでの貧困層への家の寄贈や、厦門理工学院と佐世保高専との関係構築の橋渡し、フィリピンでの貧困農民層へのソーラー灌漑施設の敷設等、数々のプロジェクトを遂行し、地域経済の振興の一端を担ってきました。

 しかし、それは人口の増加、活況な経済状況、そして豊富な人材に後押しされたものでありました。現在、振り返れば、人口減少、それに伴う経営者の減少、経営者を取り巻く環境の悪化、物価の上昇等により、クラブを取り巻く環境、そして、それを構成するメンバーの経営環境はますます厳しく、困難な状況となってきているのが実情です。

 人口の減少が意味するところは何か、それは税収の減少による福祉の減退、救いを求める層の拡大であり、一方、それはロータリークラブが果たすべき役割の拡大であります。役割は増えているのに、それを担うクラブの人員が減少し、金銭的にも負担が厳しくなっているのです。

 従前どおりのやり方では負担を担いきれなくなってきている現実があり、やり方の抜本的な変化が求められてきています。「一緒に実現しよう、変化こそがそれを成し遂げる」。求められる社会の要請に対し、いかに数少ないロータリーメンバーで対応していくか。それには「変化」が必要です。

 できないことを数少ないメンバーで負担しようとすることはやめましょう。数少ないメンバーで出来るクラブ運営とはどのようなものか、少数メンバーで持続的なインパクトを与える事業を展開していくにはどのような取り組みが必要か。メンバー一人ひとりがしっかりと自分の頭で考えることで、新しいプロジェクトを生み出し、クラブの活性化が図られていくものと考えます。クラブが変わっていくためには、会員の皆さま一人ひとりが変わっていく必要があります。さあ、「一緒に実現しよう、変化こそがそれを成し遂げる!」