「お声をかけて頂いた人のことを忘れない。」
2025-2026年度 佐世保北ロータリークラブ
会長 西沢 寛

その昔、欲にまみれた米国シカゴの下町で、商業道徳のある高潔な同志を求めた弁護士ポールハリスの「お声かけ」でこのすばらしいロータリークラブは発足したそうです。
ポールハリスは言っています。
「ロータリークラブの例会は、神が宿る1時間である。」と。
例会は、会員が皆平等に心を開き、裸になれる場なんですね。
年齢問わず、色々な人生のスタイルをお持ちの、素敵な会員の方々に囲まれて、私にとっては、人生に少しだけ残された人間の高潔さを取り戻せるかもしれない時間。ひょっとしたら、神になれるかもしれない、かけがえのない時間だと感じています。
また、経営スクール、シェルドン・コースの中で、顧客サービス(奉仕)の原点を、西洋文化の金科玉条「黄金律」に例えたアーサーシェルドンは、事業主の最大の義務の一つとして、事業スタッフへのメンタルなことも含め、関心を持つことの大切さを言っています。
「無関心は大罪で、ひとりひとりに誠実な関心が必要。」だと。
―それにはまず、心のこもった「お声かけから」―
その一言で空気より重たいものが宙に浮き…きっと人の心が向き合います。
さて、本年度は、ロータリー活動の原点である「クラブ例会」にSTAYして、ゆっくりと会員皆様の自分にとってのロータリー感を勉強して、深めていこうではありませんか。
それぞれの自分にとっての大切なロータリー愛をもってクラブを楽しみ、仲間を増やしていきましょう。
船津学幹事のお力をお借りして、私なりに会長としての役割を果たしていきたいと思います。
どうか、ロータリーの寛容の精神で、皆様からのご協力とご理解を頂きます様お願い申し上げます。









